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2018年6月

2018/06/26

Someday, Somewhere *180617

豆の木文庫って?調べたら長崎源之助さんが作った児童文庫らしい。こんなところに住まわれていたんだ!
横浜市南区・井土ヶ谷、iPhone8

豆の木文庫って?調べたら児童文学者の長崎源之助さんが作った私設児童文庫らしい。
横浜在住とは知っていたが、井土ヶ谷だったとはね。(そして、とある個人的思い出と繋がった。なるほど、納得。)

2018/06/18

180609浮世絵モダーン@町田市立国際版画美術館

名称:開館30周年記念 浮世絵モダーン 深水の美人! 巴水の風景! そして ・・・
場所:町田市立国際版画美術館
会期:4/21〜6/17
入場料:¥800
見学日:6/9
図録:あり、未購入、¥2500(たぶん購入する)

浮世絵版画の復興を目指して大正初期に登場し、昭和10年代まで制作・出版された「新版画」と称する伝統木版画の展覧会。当時の時代背景や技術、表現方法に触発された当時の最先端なのだそうだ。よくよく考えれば、「浮世」絵なのだから、時代の最先端を目指すのは当然か。

最初に展示された石井柏亭や、外国人画師カペラリの作品。(外国人絵師の作品は多かった。これらを見ることもできたのが、収穫のひとつ)
そして北野恒富の舞妓を堪能。鷺娘、いい。北野恒富の良さをうまく表現できないのが、残念。とにかくいいのだ。

小早川清のモダンガールのもの。こういうのも美人絵の系譜なのか。
日本画のイメージが強い伊東深水。新版画ものも結構あるのね。
山川秀峰の婦女四題 秋。顔立ちがくっきりとしたモガと着物姿。そして、構図は美人絵っぽさ。いい感じ。

とはいえ、風景画の吉田博や川瀬巴水の線描の細かさ、ちょいとHDR風味のものがやはり好きなのかもしれない。役者絵や花鳥にはあまり心が動かなかったな。(女性、風景、役者、花鳥、創作の五部構成)

今回の展示の中で、江戸趣味としての技法なのか、表現としてのそれなのかは厳密に分けるべきと、(特に外国人絵師のもので )感じた。

他、笠松紫浪、土屋江逸、石渡光逸も(横浜者としては石渡の作品は気になる。ノエル・ヌエットの横浜磯子という作品も)。

橘小夢、小村雪岱をみられたのも眼福なり。それでも今回は北野恒富の舞妓にかなう作品はないかもね。

図録は¥2500ナリ。値段に躊躇して買わなかったが、これは買っておくべきだろうなぁ。

常設展で畦地梅太郎の作品を見られたのもうれしい。俺はアームチェア・ワンゲル(書斎登山部)なので、なおさら。

版画美術館のあとは町田市民文学館ことばらんどへ。北原白秋の展示を見る、というよりは以前時間が取れなくて断念した文学散歩の先達・野田宇太郎の企画展図録を買いに。とはいえ、白秋のの展示も興味深かった。

最後は(暑さでゲンナリしていたため) 最近できたばかりの古書店を覗かずに、町田の九龍城・高原書店へ。

じっくり一棚一棚をみていかないと、ダメな古書店。かなりの時間を費やした。ただ、以前よりも叢書で探すのが難しくなった感があったかな。中公文庫の古いのを探すと何カ所かに分かれていたような気が。昔はもうちょっとまとまっていたような…。中小系の絶版文庫もあまり見つけられなかったな。
なによりもカラーブックスも以前より少なくなったなぁ。昔よりもファンが増えたせいもあるのかもしれないが。昔は棚一面カラーブックスだったのに…。

例の件(って二つあるのだがw)以来、すっかり外のみをする自信がなく、そのまま帰宅。まあ、自重は必要よね。

#今日の戦利品 町田の九龍城古書店と、都合がつかなくて断念した展示の図録。平仄はとれて…いる?

2018/06/17

180524伸びる鉄道、広がる道路-横浜を巡る交通網@横浜都市発展記念館

名称:伸びる鉄道、広がる道路-横浜を巡る交通網
場所:横浜都市発展記念館
会期:4/14〜7/1
入場料:¥300
見学日:5/24
図録:あり、未購入、価格失念

横浜の都市形成史を交通の発展と絡める企画展。都市発展記念館ではおなじみのスタイル。

過去の企画展の焼き直し的にも感じるところはあった。とはいえ、古い写真、古いパンフレットなどは幾ら見ても飽きない。そして、構想段階で潰えた都市計画的な交通網計画図は、あり得たかもしれない横浜の姿にいろいろな感慨を覚える。

老眼化してきたのか、眼鏡の乱視が合っていないのか、地図なんかを見るには、ガラスケース分の距離があると無理。単眼鏡を持っていけば良かった…。(眼鏡は、ホントに作りなおさなくてはねぇ…)

横浜の交通網の歴史を網羅的にやると、対東京・対横浜中心部・対郊外(さらに時代的にはもう一度対東京も加わるのかな?)で全く違う様相をみせるので、うまく纏めないと散漫になってしまう傾向はある。今回の展示では、そこのあたりはうまく纏めていたようには感じたかな。

いろいろケチをつけているとはいえ、SM分離ポスター(この言い方で普通の人は脱落するはず。東海道線と横須賀線の分離。’80頃だったかな)や市営地下鉄の朝倉南(タッチ)の市営地下鉄の戸塚駅までの延伸ポスターとか、懐かしくて涙が出る。ここら辺は個人的体験の話だが。

こういった、写真・ポスター・切符などの資料はみていて飽きないものだとあらためて。
気になったのは関東大震災あとの写真で、市電の線路が敷石ごと曲がっている物があったのだが、当時は市電の軌道以外は無舗装だったのかね?古い写真で見るかぎり、そのようにみえるのだが…

ここの展示は興味のある人以外にはキツいかな?とは思いつつも、こういう資料群を眺めるだけでも面白いと思う。7/1まで

2018/06/03

180524つなぐ、神奈川県博 ―Collection to Connection―@神奈川県立歴史博物館

名称:神奈川県博開館51周年記念 つなぐ、神奈川県博 ―Collection to Connection―
場所:神奈川県立歴史博物館
会期:4/28~7/1
入場料:¥600。常設¥300?
見学日:5/24
図録:あり。未購入。価格不明。展示品リストあり。

リニューアル工事のため休館していた神奈川県立歴史博物館の改装後1回目の展示。
子供の頃は自然史部門も一緒で神奈川県立博物館だったな。懐かしい記憶。

ドーム(建物)、人、空間、研究、未来の五部構成。展示物は若手の学芸員が決めたらしい。なるほど、未来へつなぐ。

眞葛焼や広重(田辺コレクションだっけ?)、吉田初三郎をみられて眼福。歴博のこれまでと(特に)これからを期待させる展示だった。

資料的価値の有無・高低にかかわらず、保存される資料群。それを見出して、掘り起こしていくのは、博物館の学芸員の仕事。某大臣が学芸員をディスる発言があったが、いやいやそんな物ではない。地道でコツコツとした積み重ねが必要な仕事だよ。敬服。

個人的には、近所の庚申講の展示が気になった。2006年まで続いていて、道路拡幅に伴い解散。資料群を(石碑とともに)寄贈されたものらしい。って現地写真(として展示されていた)は今年のものだったぞ?その写真を見ても場所に覚えがないという…。どこだったのかなぁ。

企画展の最後のコーナーに、収蔵品を記録する道具たちを紹介していたのは良かった。考古学系で使う測量?的な道具に萌えた。
こういうことが地域博物館を将来に繋ぐことなのだと感じた。道具をただ展示するだけではなく、その使っている姿をビデオで見せてもよかったのではないかとは思ったが。

てなことを言いながら、一番のショックは、ずいぶん昔(20年前!)の五雲亭貞秀の企画展の図録がプロパーで販売されていたこと。以前は歴博のショップにもなくて、最近古書店経由で買ったんだよ…結構な値段で…プロパー…。(倉庫に眠っていたのかな)

常設展も一部リニューアル?古代、中世、近世は展示物が変わったような気がした。
サイン系も新しくなったような。

7/1まで。5/29から後期がはじまり、一部展示物の入替あり。

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