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2015年11月

2015/11/30

Exhibition覚書'15/12

12月以降のものを備忘録的に。(最終更新12.28)

(更新記録11.30、12.3、6、13、15、20、28)

○見学必須
◎見学済

開催中、終了済は終了日順。開催前は開催日順。
'12/12よりジャンル
分類を廃止。タグでカテゴリ分類を実施。(人文、自然、芸術(美術、音楽、演劇、映画、工芸)、トークイベント)

--会期終了--

○12.05[イベント]【ウチダゴウ朗読】ながいたび books moblo・鎌倉(books moblo[鎌倉])
●10.10〜12.06[人文]浮世絵から写真へー視覚の文明開化ー(江戸東京博物館[東京・両国])
◎10.24〜12.06[人文]鎌倉震災史~歴史地震と大正関東地震~(鎌倉国宝館[鎌倉市・鎌倉])
○11.03〜12.06[人文]世田谷の土地ー絵図と図面を読み解くー世田谷区立郷土資料館[東京・世田谷線・上町])
●10.03〜12.13[人文]横須賀冩眞―エミール・ド・モンゴルフィエ関連資料―(横須賀美術館[横須賀市・観音崎]
◎10.07〜12.13[文芸]開館30周年記念特別展 鎌倉文士 前夜とその時代(鎌倉文学館[鎌倉市・長谷]
●10.24〜12.13[人文]用田村 伊東宗兵衛家文書の世界―古文書が結ぶ二つの地域―(大磯郷土資料館)
●10.24〜12.13[人文]都電残照’67ーあるカメラマンが見届けた都電ラストランー(北区飛鳥山博物館[東京・王子])
○10.31〜12.13[人文]板碑で読み解く武士と寺院―私の身近にある中世―(入間市博物館[埼玉・入間市])
●11.03〜12.13[人文]一遍と歩く 一遍聖絵にみる聖地と信仰(東京国立博物館 本館[東京・上野])
●11.14〜12.13[人文]浮世絵にみるモダン横須賀&神奈川―斎藤コレクションから―(横須賀美術館[横須賀市・観音崎])
●11.19〜12.13[人文]国宝 一遍聖絵(神奈川県立金沢文庫[横浜市・金沢文庫])
●11.21〜12.13[人文]国宝 一遍聖絵(神奈川県立歴史博物館[横浜・馬車道])*遊行寺宝物館・県立金沢文庫と三館共催
●10.10〜12.14[人文]国宝 一遍聖絵(遊行寺宝物館[藤沢市・藤沢])
●10.17〜12.20[人文]富士講のヒミツ(ふじさんミュージアム[山梨・富士吉田])
●09.19〜12.23[芸術]SHUNGA 春画展永青文庫[東京・江戸川橋/目白])

--会期中--

○10.24〜01.11[芸術]杉浦非水・翠子展-同情(たましい)から生まれた絵画と歌-白根記念渋谷区郷土博物館[東京・渋谷])
●11.21〜01.11[人文]年賀状展郵政博物館[東京・業平橋])
●07.18〜01.31[人文・芸術]戦争と平和——伝えたかった日本(IZU PHOTO MUSEUM[三島市])
○10.17〜01.31[芸術]鎌倉からはじまった。1951-2016 PART3:1966-1984 発信する近代美術館(神奈川県立近代美術館鎌倉[鎌倉市・鎌倉])
●10.21〜01.31[人文]横須賀製鉄所(造船所)創設150周年記念展 すべては製鉄所から始まった―Made in Japanの原点―横須賀市自然・人文博物館[横須賀市・横須賀中央])*
●12.05〜01.31[芸術]江口寿史展 KING OF POP川崎市市民ミュージアム[川崎市・武蔵小杉])
○12.06〜01.31[人文]藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町美術展 『絵はがきになった湘南の風景』茅ヶ崎市美術館[茅ヶ崎市・茅ヶ崎])
○11.03〜02.01[芸術] 世界でもっとも偉大なアマチュア写真家 ジャック=アンリ・ラルティーグ作品展(富士フイルムスクエア写真歴史博物館[東京・六本木])
●10.24〜02.28[人文]写真展杉並史跡散歩 桃園川と高円寺の寺町を歩こう杉並区郷土博物館[東京・永福町])
●10.10〜03.20[工芸]I LOVE タイル -タイルがつなぐ街かど(世界のタイルミュージアム[愛知・常滑])
○10.31〜03.27[人文]素掘りのトンネル マブ・二五穴 -人間サイズの土の空間INAXライブミュージアム[愛知・常滑])

--会期前--

○02.19〜04.10[美術]国芳イズムー歌川国芳とその系脈(練馬区立美術館[東京・中村橋])
○03.03〜05.21[人文]薬草の博物誌 -森野旧薬園と江戸の植物図譜(INAXギャラリー[東京・京橋])
○03.13[イベント ]東京野球ブックフェア
○04.09〜05.22[芸術]生誕140年吉田博展(千葉市美術館[千葉・千葉中央])

訪問必須

七曲井(狭山市)ほか、まいまいず井戸
小野路FW
渋沢丘陵・秦野湧水群・震生湖FW
白山道FW
大口暗渠FW
磯子暗渠FW
大船暗渠FW
三浦半島ジオFW(巡検)
砂子の里資料館
シルク博物館
眞葛焼
観音ミュージアム

映画

独裁者と小さな孫

詳細不明

2015/11/25

11.22藤沢391

藤沢391とは藤沢391街区のこと。
有隣堂藤沢店が入居しているブロックのこと。

「391街区」―― フジサワ名店ビル、ダイヤモンドビル、C-Dビルの3ビルが建つ藤沢駅南口のこの地は、人々からこう呼ばれています。

再開発前、この辺りは日の出町と呼ばれ、391街区は391番地に位置していました。391番地にはみのる百貨店、美栄堂百貨店をはじめ沢山の百貨店や商店があり、また沢山の地権者や借地権を有する建物所有者がおりました。

1962年の「藤沢防災建築街区基本計画」では、この辺りを含む日の出町一帯が区画整理事業および防災建築街区造成事業の対象となり、多くの商店主や地権者は再開発ビルへの移転を余儀なくすることになりました。再開発では地権者間での合意形成がうまく進まず、計画通りに進まない場合が非常に多い中、391街区では、地権者が一体となって協働し、まとまりのある街区の実現に尽力した結果、単なる建築物ではない、街のような回遊性のある、縦の商店街が生み出されました。

「391番地」の名前は現在も「391ビル商店会」という名前で継承され、再開発前の店舗は現在も391ビルの中で営業を続ける等、再開発前の文脈を継承しており、日本の都市再開発の歴史を伝える重要な都市計画遺産と言えるのではないでしょうか。

私たち慶應義塾大学 中島直人研究会 都市計画遺産班(以下都市遺産班)では、この391街区の魅力の発信を通じて、都市計画の歴史を研究し、都市の未来を考えていきます。

今年は3回目の展示。そして最後の展示。非常に残念だけど仕方がない。
(この萌芽が花開くこと切に望みます)

写真、模型、各フロアの店舗推移表、ビデオなど。
説明を受けたけれど、しっかりと調査しているようでいい感じでした。(なんつー上から目線w)

別々のビルで窓の意匠をあわせたり、中庭の動線をあえて中庭に集中させるようにしたり、いろいろ考えて作られたことを感じさせる展示でした。

自分にとっては横浜中心部に見られる防火帯建築と対比させて考えてみたくなりました。

書籍も購入。2000円也。
この本が藤沢391街区にとどまらず、宿場町、地形、(歓楽街も!)をも、調査研究の対象としてある本で、なかなかの読み応え。これからじっくり読みます。

詳細はこちらのHPを見るべし。古い写真も見られます。

2015/11/24

11.21小田原ブックマーケットと川崎長太郎の一日。

小田原へ。小田原ブックマーケット という一箱古本市へ。
主催者、出店者ともに鎌倉のアレでお世話になった方々。ご挨拶を。(あとは今年大変お世話になった方にもご挨拶。12/15を楽しみにしておりますよ!)

なんつーか、当事者ではなくただのお客としてくると、こんなにも愉しいイベントなんだな、と。いや、運営も愉しいのだけれども、ただのお客も本当に愉しい。

今回の衝撃はこれ。

IMG_3929

スタッフによる出店。これって鎌倉で自分の肝煎り企画(しかも3年間も!)。
自分のやってきたことが、間違ってなかったと思うことができた瞬間でした。
(って、当日は気がつかなかったのですがw)

運営のみなさん、出店者のみなさん、お疲れ様でした。十二分に楽しむことができましたよ。

各拠点、まちなか会場を巡りながらたどり着いたのが、小田原文学館。
ここで、私小説家・川崎長太郎の展示をやっているのだ。

名称:没後30年特別展 川崎長太郎の歩いた路
場所:小田原文学館
会期:10/10〜11/29
入場料:¥250
見学日:11.21
図録:なし?充実した資料集を頂く。

基本は写真と書籍と原稿。
トタンでできた物置小屋暮らしをしながら、小説を書き続けた人。
同じ(様に見える)私小説家の葛西善蔵を批判した文章があるのに、驚き。
川崎長太郎に言及したつげ義春(ああ、なんとなくシンパシーがあるのだろうな)の書籍の付箋。

物置小屋を再現した様子。

IMG_3922

頂いた資料にある、中山義秀(友人だったらしい)の文章がとてもよい。

代表作の抹香町ものは読んでみようとは思っているが、なかなか機会がない。
これを機会に読んでみるのもいいのかもしれないな。

せっかくなので、小田原を歩いた写真からいくつか。

IMG_3919

途中で見つけたコーヒー豆店。タイポグラフィに注目。
建物の色もコーヒー色。
あと、脇にある宮小路の看板。もとは小田原の歓楽街の一つだったようで。
加えてこの奥に川崎長太郎の生家があった模様。
タイポグラフィまでは、自分のセンサーが働いたのに…。宮小路までは気がつかなかったな。

Photo

小田原文学館の建物。
古い洋館で、ちょっと気になって調べたら、明治の元勲・田中光顕の別邸だそうで。
そういえば、小田原も政財界の大物の邸宅が多いものねぇ。

あとは写真に収めることはできなかったが、途中で見つけた開渠が気になって調べたら、箱根板橋から取水した用水路の分水の模様。詳細がわからないので、今後研究の対象にしたい。

#今日の戦利品 楽しい小田原行きでした!

今回の戦利品。結構満足。
ただし中途で背筋を痛め(新しいカバンのせいか?)、他の予定をキャンセル。スゴスゴ帰ることに。

とはいえ、満足な一日。感謝。

2015/11/22

11.15鉄道に関する二つの展示。

鉄道に関する二つの展示をめぐった一日。
とはいえ、鉄道が主ではなく、温泉(観光史)と地域文学史、近代化遺産についての展示が、鉄道と絡めてあったというのが本当のところ。
一応、念のため申し添えておくと、テツではありませんからね。

名称:温泉と文芸と鉄道
場所:旧新橋停車場鉄道歴史展示室
会期:8.4〜11.23
入場料:無料
見学日:11.15
図録:あり。¥700。購入。

まずはお雇い外国人のドイツ人医師ベルツの展示。
ベルツって海水浴でも登場する人なので、日本の観光には欠かせない人物かもしれない。
論文、ベルツの年金証書など。
熱海の石版画の鳥瞰図。石版画はいまいちよくわかっていない。でも鳥瞰図的な魔のによく用いられている印象がある。要研究。

国営の(医療用)温浴場、噏滊館なるもの。そんなものがあったのか!

国鉄熱海線の開通による温泉の普及。(その前の人車軌道時代はそれほどでもなかったのかな?)

尾崎紅葉の金色夜叉。鏑木清方の口絵!眼福。

(資料の時代が行きつ戻りつするが) 昭和17年の東京からの短距離の旅行鳥瞰図。初三郎ではなさそう。横浜〜鎌倉周辺で主なる観光地としてあげられているのが、三渓園、総持寺・花月園、金沢八景、三崎、鎌倉、江の島、柏尾川桜(おお!)、岡野公園…岡野公園?。要研究。

伊香保温泉。
伊香保に鉄道があった模様。高崎ー渋川ー伊香保。もしくは前橋ー渋川ー伊香保。
伊香保って、バスか車を使わないと行きづらいところなんだよね。今でもあればいいのに。
とはいえ、車両は路面電車状の物。大した乗客は運べないだろうな…
文芸と言えば、前橋の荻原朔太郎などなど、榛名まで含めて竹久夢二も取り上げられている。

草津・軽井沢。
草津と言えば草軽軽便鉄道。軽井沢から山越え・川越えをして草津まで。
軽井沢の駅前に機関車が今でも置かれているような記憶。

(どの地域でも、古写真、観光パンフは面白いね。じっくりと見たよ。だけど特別な物でなければ割愛)

松川二郎なる旅行ライターの先駆けとなる人物の紹介。
ちょっと山師的な部分もあったようだが、面白そうな人物。
その著作は読んでみたいね。

那須塩原。
どちらかというと観光地と言うよりは、明治の政治家たちの農場というイメージが強いかな。
大山巌、松方正義など。
初三郎の鳥瞰図。ようやく本家がでてきましたな。他の鳥瞰図とは出来が違う。
川瀬巴水の絵も。いっとき巴水は塩原で暮らしたのだったかな?記憶が曖昧。

最後は花巻。しかし、どの路線も官営鉄道から引かれた私鉄があるのは面白い。温泉と観光は、鉄道を走らせるだけの魅力があったということなのか。

全般的に文芸要素は薄く、「温泉と鉄道」といった向きの展示。

名称:鉄道遺構・再発見 Rediscovery--A Legacy of Railway Infrastructure
場所:LIXILギャラリー(東京)
会期:8.7〜11.21
入場料:無料
見学日:11.15
図録:あり。購入。¥1944

鉄道の廃線跡を近代化遺産として読み替えていくためのリソース集。

おおきく取り上げられていたのは、佐渡の鉱山鉄道、高知の森林軌道、北海道の廃線跡、足尾銅山など。

建築技法(古いコンクリートや煉瓦)、遺構そのものがもつ歴史性・遺産性、異化される風景などがテーマ。

個人的には北海道のダムに沈んだコンクリ橋梁と九州の煉瓦橋かな。特に九州の煉瓦橋。複線の予定をひとまず単線だけ作ったので、煉瓦の一部が平面にならずにデコボコしているのが、それそのものがデザインのように見えて面白い。

中央線の旧トンネルが散歩道として整備。歩いてみたい。
清水港のテルファー。一種のクレーン。形は違えど、大船駅にもテルファーはあったらしいよ。
横浜は新山下の霞橋。これは新川崎の江ヶ崎跨線橋の一部。そういえば写真に収めてブログにしたな。

横浜の臨港線。
今の汽車道、赤レンガ倉庫近くのプラットホーム、山下臨港線プロムナードなど。
そういえば横浜も鉄道遺構は沢山あるよね…

こちらの展示は身近にもこういう遺構(もしくは古い現存例)がありそうな気がしてきた。
そういえば、近くのJR線に、元河道を地下道に転用した例があるのだが、煉瓦だったような気がしてきた。今度じっくり見てみたら面白いのかも。

2015/11/16

11.8フィールドワークとアーカイブを考えた一日。

まずは三越前駅コンコースでひらかれている地図展2015首都東京1945に。
勘違いして日本橋駅コンコースを探したのは内緒の話。

戦時改描や建物疎開した地図たち。
そのほとんどは意味がなく、米軍が制空権を確保してからは航空写真や地図で、東京の状態が明らかに。
なんとなく桐生悠々の「関東防空大演習を嗤う」をおもいだすなど。そしてこの文章で筆禍事件に巻き込まれた桐生悠々が書いた、「言いたい事と言わねばならない事と」という文章を強く共感していることを思いだした。

航空写真に残された空襲で焼け野原になった場所の記録。以前に見た関東大震災の航空写真とともに記録することと保存されることの意味をあらためて感じさせられた。

そして大判で見る地図はいいな。それだけで地理・地誌好きとしては楽しめたよ。

原宿に移動。中華料理店・燕 東京茶楼 という店で食事。この店はメニューの文字が独特で有名。

いい文字。

Photo

Twitterやtumblrでは特に有名。そして同人誌も販売されるほど。太子楼五體字類という本。同じメニューでも書体がそれぞれに変化しているのを丹念に集めた本。こういうフィールドワークのアーカイブっていいな。
友人から借りて読んだだけだが、これは自分もコレクションしたい本。再販の機会は逃したくないな。

そしてメインディッシュのマンホールナイトに行くため王子に移動。

マンホール好き(マンホーラー?)というわけではないが、路上観察やフィールドワークに興味のある以上は参加してみたかったイベント。

そしてなんといっても路上観察の現人神・林丈二さんが登壇するとあってはいかねばなるまいよね。
その林丈二さんの講演「絵葉書で見る鉄塔およびその前身になる木塔、そして火の見やぐらなど」も面白かったが、他にも穴あきブロック(ブロック塀のアレ)や消火用吸水孔についての講演も大変興味深かった。

特に消火用吸水孔。フィールドワークから発して、アーカイブ(公文書)まで探索するその姿勢に、自分もやりたいことを実践している方のそれに、あらためて自分もやるべき事をやらなくては、と決意する。

前週の高円寺フィールドワークとトークショーとこの日の3つの体験で、もっと意識的に行動しなくてはと感じた。さて、今からでも遅くない。フィールドワークを再開せねば。

2015/11/03

11.1高円寺フェストークイベントとフィールドワーク

境界協会'15第6回フィールドワーク・杉並区vs中野区+α:高円寺フェス2015連動企画

高円寺フェス すぎなみ「道草のススメ」トークイベント ~下も向いて歩こう~

11.1お誘いを受け、二つのイベントに参加。
まずはフィールドワーク。
電車の乗り継ぎに失敗し、時間ぎりぎりの参加。
到着時間が遅かったために、資料地図が貰えず(70部がすべて売り切れ!)。これが後々響くことに。

マンホール、暗渠、古道、境界。ああ、豊かなる路上観察の世界!(加えて、個人的にタイポ、トマソン、石碑も拾えたので大満足)

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桃園川たかはら支流暗渠

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桃園川緑道の裏側。開渠時代の擁壁かなぁ?まさかね…

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三級(三等にあらず)基準点の蓋。杉並区独自の基準点なのだそうで。

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荒玉水道の人孔蓋。残っているのね!すごい!

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途中で発見したトマソン。原爆タイプというか、(今は)ダンメン

2015/11/01境界協会'15第6回フィールドワーク・杉並区vs中野区+α:高円寺フェス2015連動企画 GPSログ
ツアー中のGPSログ。こんな道を歩いていたのか…

トークイベントに移動。
ツアーを先達したマンホール、暗渠、古道、境界の専門家が登壇。加えてタレントのはなさんも参加。生で見るはなさんは可愛かった!

個人的には四人の専門家の話を聴いたあとのはなさんが、『みなさん、食べ歩きのネタはないのですね…』とつぶやいたのが非常にツボでした。

#今日の戦利品 マンホールと境界標ビスケット。正直、これの面白さがわかる人は、Twitterはともかく顔本にどれだけいるのかw

マンホールと境界標サブレ、これを作られたA.K.Laboという名に聞き覚えが。
調べたら、世田谷文学館のクラフト・エヴィング商會展でお菓子を販売した製造元でした。納得。
もったいなくて食べられない…とはおもいつつもおいしく頂きました。また、どこかで購入できる機会があるといいなぁ。

どうしても横浜や鎌倉に特化しがちな自分ですが、東京も悪くないと深く感じたトークとツアーでした。機会があれば、また東京を歩いてみよう。ああ、Keep Walling

2015/11/02

11.1『月映(つくはえ)』 田中恭吉・藤森静雄・恩地孝四郎展@東京ステーションギャラリー

名称:『月映(つくはえ)』 田中恭吉・藤森静雄・恩地孝四郎
場所:東京ステーションギャラリー
会期:9.19〜11.3
入場料:¥900
見学日:11.1
図録:あり。未購入。(11.2売り切れ)

東京駅が開業した1914年、三人の友情による画期的な雑誌が生まれました。

珠玉の作品集『月映』は、20代前半の美術学生、田中恭吉、藤森静雄、恩地孝四郎らによる木版画や詩をまとめた雑誌です。田中恭吉の死を迎えた頃、1年ほどで終刊となりましたが、日本の版画史に足跡を残しました。

大正初期、文芸誌『白樺』などでさまざまな西洋美術が紹介されました。 三人の学生たちはムンクやカンディンスキーらに刺激を受けつつ、独自の画境を切り開いた竹久夢二や周辺の人々からも影響を受け、自らの表現を模索します。 そんななか、自分たちの雑誌が、夢二と懇意の出版社から発刊されることが決まります。

当時の画家たちにとって、木版画による表現手段は主流ではありませんでしたが、三人はそれを跳ね返すように、自画・自刻・機械刷りによる木版詩画集づくりに熱中しました。 田中恭吉は結核を患い、命を削りながら、内面の葛藤を表出するような物悲しい木版画と詩を生み出し、藤森静雄は木版画の特徴を生かした内省的な作品を残しました。 そして、恩地孝四郎は『月映』創刊号の編集を一人でこなし、また、日本で最初期の抽象表現に到達しました。

本展は、公刊『月映』(洛陽堂)の紹介に中心をおきながら、三人の出会い、公刊『月映』の準備期間に制作した限定の私家版『月映』、田中恭吉の死後発刊された萩原朔太郎の初めての詩集『月に吠える』(田中恭吉ペン画11点と恩地の木版画3点を収録)に関連する作品や資料など、約300点を展示します。

木版画好きとしては、外せない展覧会。だが、俺の能力ではついて行けない部分も多いのも事実。

自画・自刻による創作版画運動の勃興期の作品集である「月映」の私家版と公刊版を中心にした展示。
創作版画運動と新版画は俺にとっての二大潮流。対照的なんだけど、どちらも好き。
木口木版画らしい作品もあれば、べた塗りっぽい作品もある。抽象もあれば具象的作品もあるという実験性に富んだ作品群でした。
中でも藤森静雄の作品になにか惹かれる物がありました。恩地の作品よりもなんだか、ね。
(気になった作品のリストを紛失したので、中途半端な記事に。すいません。)

10.25鎌倉震災史@鎌倉国宝館

名称:鎌倉震災史~歴史地震と大正関東地震~
場所:鎌倉国宝館
会期:10/24〜12/6
入場料:¥500
見学日:10/25
図録:あり

平成23年3月11日に起こった東北地方太平洋沖地震では、未曽有の大規模地震とそれに伴う津波災害により多くの貴い人命が失われました。また文化財に与えた影響も甚大で、発生4年目を迎えた現在に至ってもいまだにその傷跡は癒えていません。

本展では、震災以降活発化している地震に関する研究成果をふまえながら、中世から近世に至る時期の鎌倉における歴史地震を概観するとともに、大正関東地震の被害状況やその後の文化財復興の歩みについて検証していきます。

本展が、すでに風化しつつある地震被害に対する再認識の場となり、また文化財保護について改めて見つめ直す契機となれば幸いです。

最近増えてきた地域系の災害史の展示。その鎌倉版。
鎌倉の場合、他と違うのは文化財が多い場所ということ。
加えて鎌倉国宝館そのものが大正関東地震後に、文化財の保護施設として誕生したことも大きな違いだと思う。

いつもの常設展示の仏像群にご挨拶。
今回は展示の関係で一部配置が変更になっている。
いつもの薬師三尊と十二神将立像。十二神将立像、ラグビーのマフィ選手や五郎丸にそっくりなのがいるw。
木造の五輪塔と板碑もいつもの通り。展示位置が違うので、見つけられなかったがな。

まずは大正関東地震で破壊され、その後修復された仏像群。
修復の際に頭が別の物とすげ替えられた仏像や、(破壊されたことで発見された)胎内墨書銘文など。全壊した本堂と、そこから引き出された仏像の古写真。本堂前に放置されているように見える。

次は中世の地震。鎌倉時代の地震。
日蓮、栄西、蘭渓道隆の資料。吾妻鏡の地震の記録。
古い日本地図。日本のまわりを蛇が取り囲んでいる。
地震は仏法の威力であると書かれた書物。
日蓮聖人註画賛に描かれた文字。単眼鏡で見れば、見にくい文字も一目瞭然。買って良かった。

近世の地震。
祐之地震之記という戸塚宿で元禄小田原地震に遭遇した梨木祐之という京都の神官の記録集。これが以前も話題にした貝殻坂の記録を残していて、驚く。当時から貝殻坂と言ったのか…(そして当時から切通状になったいたのか)

英勝寺・鶴岡八幡宮領結界図。
現在のいわや不動のあたりが崩れたようで、その記録絵図。そうか、あそこは崩れたあとなのか…

そして関東大震災。
鎌倉大震災絵巻。全6巻。こういうのを残した意味があるのだなぁ。
震災後の修理図。そういうのまで残してあるんだな。
航空写真や古写真の数々。
火災範囲や津波の範囲がわかる航空写真は、今後の対策としての意味がおおきい。

アーカイブの意味を深く感じる展示でした。

名称:Ryo Yamamoto Photo Exhibition ー 静かなる鼓動
場所:books moblo
会期:10/20〜11/8
入場料:なし
見学日:10/25
図録:なし

ブックカーニバル第一回の公式写真を撮った山本遼さんの写真展。
モノクロームで撮影された山岳写真の美しさ。色のない風景なのに、色を感じる不思議さ。いいなぁ。

mobloをでたあとは、クラウドファンディングに協力したかまくら駅前蔵書室 に蔵書。
最終的には知人のお祝い会に参加。かなりへべれけになったようでw

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